人間なしでは生きていけないんだって。
本当にびっくりしました。
カイコは人による管理なしでは生育することができない。なぜなら体は白く、敵に見つかりやすいこと以上に、腹の足の吸盤が退化して木に登ることもできず、枝に擬態するポーズなどの本能も失われているからである。
孵化したての幼虫は黒色で疎らな毛に覆われ、「毛蚕」(けご)、またはアリのようであるため、「蟻蚕」(ぎさん)と呼ばれる。桑の葉を食べて成長し、十数時間程度の「眠」を経て脱皮する。脱皮後も毛はあるが、体が大きくなる割に、毛は育たないので青白いイモムシ様の虫となる。脱皮を(品種により異なるが)4回前後繰り返すが、産毛として最後まで足の辺りに生えている。また二令幼虫になるころに毛が目立たなくなるのを昔の養蚕家は「毛をふるいおとす」と思い、毛ぶるいと表現した。
蛹化が近づくと、体はクリーム色に近く半透明化してくる。カイコは繭を作るに適当な隙間を求めて歩き回るようになる。やがて口から絹糸を出し、頭部を∞字型に動かしながら米俵型の繭を作り、その中で蛹化する。絹糸は絹糸腺(けんしせん)という器官で作られる。セリシンという糸の元になるタンパク質がつまっており、これを吐ききらないとアミノ酸過剰状態(醤油を一気飲みしたような状態)になり、カイコは死んでしまう。なのでカイコは歩きながらでも糸を吐いて 繭をつくる準備をする。また蛹になることを蛹化というが養蚕家では化蛹(かよう)という。
蛹繭の中でカイコは丸く縮んでいる。これはアポトーシス(細胞の自殺)が体内で起こっているのであり、体が幼虫から蛹に作りかわっている最中なのである。その後脱皮し、蛹となる。蛹は最初飴色だが、だんだんと茶色く硬くなっていく。
羽化すると、尾部から茶色い液(蛾尿という尿。つかんだりしても驚いて出す)を出し、自らの作った繭を破って出てくる。成虫は全身白い毛に覆われている。翅はあるが退化しており、飛ぶことはできない。成虫は餌を取ることは無い。交尾の後、やや扁平な丸い卵を約500粒産み、約10日で死ぬ。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)
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